着物を直す上で、一番大切なことは、その着物にどれだけの思い入れがあるのか?

 

お父さん・お母さんとの思い出、自分で頑張って購入した想い出、

子供に着せてあげた想い出、その方々にとって、様々な思い入れがあります。

 

そんな思い入れのある皆様のおきものを、一緒にお直し出来る事に幸せを感じています。

 

時々、お直しのお金に「そこまでかかるなら新品を買います。」とのご意見を頂戴しますが

それも一つのお考えですので否定は致しません。

 

ただ、ごくまれに「直すのにお金が掛かるなら捨ててしまいます。」とのご意見が・・・

なぜ相談に来られたのだろう?

捨ててしまうと言うお言葉は、本当に悲しくなります。

 

想い出のおきものを大切にして欲しいなぁ~

そんな思いで、日々めげずに頑張ります。

 

伝承の会メンバー M・N