ビフォー(加工前)

アフター(加工後)

 

職人の声

子供物の被布コートは、絹ものではなく、化学繊維のものが多くみられます。
今回は化学繊維だった為、昔の食べこぼしが酸化して、変色していた部分に、変色直しに使用する強い薬品を使うことが出来ませんでしたので、柄を足す作戦に(有色彩色)
絹ものですと、あらかじめしみ抜きをして、汚れの色を薄くした上で、柄足しが出来ますが、今回そのままの汚れの濃さの上から色で隠す、色重ねの調節に神経を使いました。

 

お客様の声

衿のところに、大きな汚れがあり、娘に着せたいのですが、生地も化学繊維との事で、しみ落としが出来ないと言われました。
救急救命工房さんに相談したところ「柄をのせれば隠せますよ」との事。
上がりを見せていただき、最初からそこに花柄があったかと思いました。
これで次の代に伝えられます。